Sunday, September 7, 2014

筋膜2 ゆがみ・よれが発生すると…

筋膜は、全身つながっている組織なので、カラダの一部の筋膜にゆがみやよれが生じると、立体的に体中につながった筋膜を通して、その歪みは全身に波及します。

一部がよれてくっついてしまったセーターを想像するとわかるかと思いますが、一部のよれが全体の形をくずしてしまいます。筋膜が「第二の骨格」といわれるゆえんです。筋膜は、姿勢を正しく保つためにとても大切な組織です。

第二の骨格として体を支えてくれている強さを持ちながら、、、でも残念ながら、ねじれ、縮み、その形を形状記憶しやすい、、という特性も持っています。(きんまく君、余計なこと覚えちゃうの速いのだね、、笑)
筋膜のゆがみは、けがなどによる損傷、 呼吸・歩行の動作パターン、職業・趣味の動作パターン、心理的状況、また加齢によって影響を受け続けています(たとえば、ずっとパソコン、運転していたりという前かがみ、長時間にわたる一定の姿勢)。筋膜はねじれ、縮めた状態の姿勢を形状記憶させていき、そのゆがんだ形が癖になって形作られてきてしまいます。(きんまく君、余計なことを覚えるのは得意だし、、)
一部が歪んだ癖を持つと、それを補うように、他の部分がむりにバランスをとろうと体の他の部分によけいな緊張を呼び込んでしまい、その部分の筋膜もゆがんだ形に変化してしまい、全体がどんどん崩れた形に形状記憶されてしまうという悪循環に陥るのです。(ヤバい気配が、、、)

現在明らかな不調や痛みを意識しなくても、そのゆがみが強固に固まってくると、それらは、筋肉の拘縮、ひいては骨格のゆがみを引き起こし、やがて痛みやあきらかな不快感として現れてくることがあります。(あああーー泣

 
 重力の影響もうけてしまう筋膜(きんまく君)なので、施術をさせていただいていると、よれやねじれのない方はいらっしゃいません!でも、「ヤバい気配」や「あああーー泣」の状態は、ファシャリリース(筋膜リリース手法)で改善することもできるし、改善後は悪循環にまたしても陥らないようにメンテをしてゆくことができます。きんまく君はちゃんと手入れをしてあげると、わりと素直なのです。
 

 

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